小児歯科
当院では、乳歯のむし歯治療や予防、噛み合わせのチェック、歯磨き指導など、大切なお子さまの歯を守るための処置を行っております。
子どものむし歯の原因は、口移しや食器の共有などによってミュータンス菌がうつることです。
特に、乳歯が永久歯に生え変わる時期はむし歯のリスクが高いため、日々の仕上げ磨きを徹底する必要があります。
生涯にわたって健康なお口を保つには
生涯にわたり健康な歯を維持するには、子どものころからのむし歯予防が非常に重要です。
実際に12歳までにつめ物・かぶせ物をした歯は60歳までに失うことが多いというデータがあります。
むし歯の早期発見・早期治療と予防を心がけるとともに、親御さまがお子さまの歯を守る意識を持つことが大切です。
むし歯にならないために
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯の原因菌は存在しないといわれています。
周囲の大人とのお口のスキンシップや口移しなどによって、赤ちゃんにむし歯の原因菌がうつってしまいます。
むし歯の原因菌に感染しやすいのは、1歳7ヶ月~2歳7ヶ月とされています。
この期間中は、食器の共有や口移しなどを行わないよう注意してください。
また、24歳以降はむし歯の発症率が低いため、大人になるまでむし歯にならないように注意すれば、より多くの歯を残せるようになります。
当院では、お子さまの歯の健康を守るお手伝いとして、次のような処置を行っております。
歯磨き指導
むし歯の原因となる虫歯菌は、歯垢や歯石に潜んでいます。
そのため、日々の歯磨きで歯垢を徹底的に取り除くことが非常に重要です。
しかし、歯磨きの方法に問題があると、歯垢が口内に残ってしまい、やがて歯石に変化して歯磨きでは落とせなくなります。
当院では、正しい歯ブラシの持ち方や磨き方などをアドバイスする歯磨き指導を行っております。
フッ素塗布
フッ素塗布とは、歯にフッ素を塗ることでむし歯への抵抗力を高めたり、歯の再石灰化を促したりする処置です。
生えたばかりの乳歯はむし歯に対する抵抗力が低いため、フッ素塗布が効果的です。
シーラント
シーラントとは、食べかすが詰まってむし歯になりやすい奥歯の溝をレジンで埋め、むし歯を予防する処置です。
歯を削らない処置のため、痛みを感じることはありません。